本紹介レビュー『伝え方が9割 /佐々木圭一』|ビジネスでも伝える、相手の伝える技術
伝える内容は同じでも、伝え方で「Yes」と「No」に分かれます。
伝え方ひとつで「No」が「Yes」に変えられるとするならば、人生の節目の重要なポイントが来る前に知っておきたいと思いませんか?
本書は、伝え方を学べば人生が変わる! そう感じさせてくれる一冊です。
『伝え方が9割』概要
『伝え方が9割』は、佐々木圭一の著書。 2013年2月に初版発行。初版から2014年2月現在で50万部を突破したベストセラービジネス書。
引用 Wikipedia
『伝え方が9割』要約
本書では大きく分けて2つの伝えるの技術が紹介されています。
①「No」を「Yes」に変える技術
②「強いコトバ」をつくる技術
①「No」を「Yes」に変える技術
こちらは3つのステップが紹介されています。
ステップ1 自分の頭の中をそのままコトバにしない
ステップ2 相手の頭の中を想像する
ステップ3 相手のメリットと一致するお願いを作る
本書では伝え方を料理に例えています。レシピ本通りに作ればプロに近い味が出せますが、自己流でアレンジしてしまうと失敗してしまいますよね。伝え方も同じで手順を踏んで相手に伝えれば、ココロを動かすことが出来るそうです 。
またステップ2「相手の頭を想像する」ときに使える7つの切り口があるといいます。それは「相手の好きなこと」「嫌いなことの回避」「選択の自由」「認められたい欲」「アナタ限定」「チームワーク化」「感謝」の7つです。
これらをうまく使い、相手のココロを動かせるといいます。
②「強いコトバ」をつくる技術
こちらでは5つの技術が紹介されています。簡単な例と一緒に挙げていきます。
サプライズ法
そうだ 京都、行こう。 /JR東海
ギャップ法
これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。 /オバマ大統領
赤裸々法
上を向いて歩こう 涙がこぼれないように /坂本九
リピート法
会いたくて 会いたくて 震える /西野カナ
クライマックス法
ここだけの話ですが、~
こうしてみてみると漫画や映画などの名セリフを見てみると当てはまるものがあって面白いですね♪ こんど手法別に、漫画名言まとめでも書いてみようかな?(*゚∀゚*)
伝え方には技術があり、技術を知れば誰でも使える。ただ誰もその技術を知らなかったり、知っていても意識して使っていないだけなんだそうです。たしかに、その通りですね ♪
おわりに
伝える技術をマスターするのには、はじめは意識してコトバを作ることだそうです。頭に浮かんだことをすぐ口に出してしまうようでは、望んだ結果は生まれないんでしょうね。
これから幾度となく相手に判断を委ねるシーンが訪れると思います。
大事な商談やパートナーへのプロポーズ、就職、昇進と数えればきりがないくらいです。その中で一つでも多く「Yes」を選んでもらえるとすると、想像しただけでとても素敵ではないでしょうか ♪