ダンボ 雑記ブログ

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本紹介『雑談力が上がる話し方 』斎藤 孝|会話が続かない、苦手な人でも簡単にできる会話のルール

初対面の人と何を話せばいいのかわからない...

沈黙は避けたいけど会話が続かないし、話かけるのが怖い...

そんな方にぜひ読んでいただきたい!気負いなく相手と話す方法!

「雑談がうまい=コミュ力が高い」ではないことを教えてくれる一冊。

『雑談力が上がる話し方』概要

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英会話には何万円もお金をかけるのに、なぜ日頃の会話を磨かない?
あなたを引き立たせるのは雑談力。すぐ身について一生モノ。読めば誰かと話したくなる!

人と話すのが苦手、初対面や知らない人だと気まずくなる、沈黙がこわい。そんな大学生のために齋藤孝教授が実際に授業で教えている、雑談力を身につける方法。
学校、職場、ご近所、友人や親戚との間でも、知れば誰でも気軽にどんな相手もうちとける、コミュニケーションの簡単なルールと具体的な方法を紹介。
★シリーズ50万部突破のベストセラー

引用 Amazon

『雑談力が上がる話し方』内容紹介

雑談力のの必要性

会話には2種類あるといいます。それは”要件のある会話”と”要件がない会話”です。雑談はもちろん”要件のない会話”に含まれます。もちろん皆さんは意味ある会話をしていると思われがちですが、実は日常会話のうち、”要件のある会話”が占める割合は実はほんのわずか。大半は要件のない会話で占められているんです。

例えば営業マンが、商談のとき常にビジネスの話をしているかというとそうではないですよね。「調子はいかがですか?」とか「最近ゴルフ行ってます?」なんてビジネスとは全く関係ないですよね。

つまり雑談力は人間関係を良好にするための不可欠なツールだということです。

 

雑談力 ≠ 流暢に話す技術

雑談に必要なものは巧みな話術や笑がとれるオチでもなく、場の空気を生み出すことだといいます。つまり”間が保てる人”や”話を聞いてくれる人”が雑談がうまい人になるわけです。笑いを取りにいく必要はなければ、長々と話す必要もありません。

オチも結論も必要なく、時間になれば潔く終わる、それが雑談なのです。

 

雑談の基本マナー

まず会話で困ること「何を話せばいいかわからない・・・」

そんな時は、まずほめる。しかも「なんとなく」「とりとめないこと」をほめることが雑談の基本だといいます。

例えば「○○さんは、□□されてて立派ですね」とほめる事は雑談ではなく、「今日の○○さんのネクタイ格好いいですね」と目の前に見えることをほめる事が雑談にとって大事なのだといいます。これが上手なのが、V6の国分さんなんだとか...

 

ほめる内容が大事ではなく、ほめる行為そのものが大事なのだといいます。

お世辞にしか聞こえないようなことは返答に困ってしまいますので、雑談には不向きということですね。

余談ですが、お世辞に聞こえないようにする方法を以前に聞いたことがあります。それは「3回 同じ内容でほめる事」。

 

雑談ネタの仕入れ方

ネタの仕入れ方の一例に「人のネタを拝借する」事が挙げられます。

「人から聞いた話」を自分の雑談ネタに変えていくことで、話題が倍々に増えていくと著者はいいます。

「こないだ聞いた話なんだけど〜」

「〇〇が言ってたんだけど〜」

このように、ネタの伝言ゲームをしていくイメージです。ちなみにこれが上手なのがビートたけしさんらしいです。

 

おわりに

 実は私も以前かなり雑談ニガテでした(=ω=;)今も得意ではないですが...

仕事の会話だったり、何か目的がある会話であればまだ話していられるんですけど、自由に話すような場面だと何を話せばいいのかわからなくなります。

初対面の人とならある程度長く話せても、仲が良くなってくると逆に話題が尽きてしまったり... 「早く話題ふってよ!」状態です(笑)

本書を読んでみると、あまり必死に話題を探さなくてもいいんだと思えるようになりましたし、なにより会話中の気持ちが軽くなりました(。-∀-。)

 

会話にニガテ意識がある方はあまり深刻に考えずに、相手との会話を楽しめるような自分のルールみたいなものを見つけてもらいたいと思います。