レザークラフトを趣味にしよう!|気軽に始められるオススメしたい趣味
経験ゼロ、知識ゼロだった私がドハマりしてしまったレザークラフト。
・これから何か始めたい人
・レザークラフトを始めるか迷っている人
この記事でそんな方々の背中を押せればと思います。
レザークラフトとは
簡単に言うと、革を用いて革製品を作ることですね! いわゆる革細工です!
型枠から革を切り出し、縫い合わせることでお店で売っているようなものを作っていくことが出来ます。
財布や、カードケース、携帯ケースなど自作したものを身に着けていると気分もとてもいいですよ!
始めたキッカケ
レザークラフトを始めたキッカケは、大学の友人から勧められたことがキッカケです。
器用な友人は、様々な革製品を自作して趣味を楽しんでました。
しかし対照的に私はかなり不器用...。
革をどうこうするなんて難易度が高くて無理だとあきらめてました。
幸いにも好奇心が勝り、「一度やってみよう・・・」という気持ちで始めました。
レザークラフトのいいところは、
不器用でも丁寧にやっていくといい作品ができあがること。
最初の型枠からしっかり考え、裁断さえ間違えなければ誰でもキレイに仕上げることができます。
難しい工程も少なく、焦らず一工程ずつ丁寧にやっていけば、必ず思い通りの作品がつくることができるのです!
気になる初期費用は?
初期費用は私の場合、材料代(革や糸)も含めて1,5000円くらいでした。
最低限必要な工具だけであれば1万円くらいで購入できます。
私は現物を見たかったこともあり、デパートで購入しましたが、
ネット通販で買った方が安い場合もあります。
また100均などで代用も可能なものもあるので、
無理して立派な工具を買わなくてもいいです。
レザークラフトは、革などの材料費が高いので
イニシャルコストは出来るだけ抑えたいですね。
下記のような工具セットだとかなり安く買えるので、本気で始めたい方はまずセットで買って、あとから足りないものを補充していくようにすればかなりコスパはいいかもしれません。
最初に買うべき道具
最低限のこれだけあれば始められますよ!っていう工具を紹介していきたいと思います。
カッターナイフ
革を裁断するためのカッターです。
これは何を使ってもいいと思いますが、
グリップをしっかり握れて、刃先がぶれないものを選びましょう。
オススメは、みんな大好きのオルファのカッター!
安心と信頼のオルファですね!
カッターマット
机が傷つかないようにするためのマットですね。
私はこの上で全て作業するようにしてます。
接着剤とかが机につくのは嫌ですからね(。-∀-。)
特にこだわりがなければ、これは100均で問題ないと思います。
出費は抑えていきましょう。
ハンマー
これから紹介するヒシ目打ちなどを打ち込むために使用します。
その他では刻印を打ち込んだりするのにも使います。
木槌などが一般的らしいですが、
私は100均のゴムハンマーを使っています。
特に不便に思ったことはないですね。
この辺りでも出費を抑えるチャンスですね!
ヒシ目打ち
革に縫い目を開ける道具です。
編み物ではそのまま針を通して縫っていきますが、
革は厚く針が通らないので、針が通る穴をあらかじめ開けておく必要があります。
その際に使用する工具ですね。
「最初に穴をあけないといけないのかー」と思われる方もいるかもしれませんが、
穴自体は簡単に等間隔で開けられるので、縫い方さえ間違えなければ初心者でもきれいに仕上がります。(逆に縫い方がめちゃくちゃだとみっともない作品になりますけどね)
画像の商品は4本目打ちの3mmピッチですが、
他にも2本目や6本目打ち、4mmや5mmピッチが存在します。
曲線部分などの穴をあけるためにも2本目打ちもあると便利でしょう。
ゴム板
先ほどのヒシ目打ちをするための台です。
「机や作業台が穴だらけになっても構わない!」という猛者以外は
必ず購入するようにしましょう(笑)
トコノール
トコノールといって
革の床面(裏面)やコバ(側面)の仕上げに使います。
お店で売っている革製品はごわつきがなく滑らかな肌触りですが、
本来はごわごわで毛羽立っています。
これを塗りこむことで床面やコバの毛羽立ちを抑え、キレイな仕上がりとなるわけです。
ガラス板
ガラス板は、先ほどのトコノールを塗りこむ時に使います。
こうすることで、床面がゴワゴワがツルツルになっていくのです。
よくガラス瓶の底面を使用している方もいらっしゃるようですが、
広い面もすばやく塗りこめますし、力を込めやすいです。
さすがは専門工具と言ったところでしょうか。
ボンド
革同士を接着するために使います。
革専用のボンドがあるそうですが、これでも特に問題なさそうです。
ボンドを使い際は薄く延ばす必要があるため、次に紹介するヘリみがきを
使って延ばしていくといいでしょう。
ヘリみがき
こちらは ヘラ付ヘリみがき。
あると結構便利で購入した中で最も重宝してるかもしれません(笑)
こちらは主に革のコバを磨くときに使います。
先端の曲線部分でゴシゴシこすると、きれいな仕上がりになります。
先ほどのガラス板の側面バージョンといったところでしょうか。
こちらの商品の便利なところが、ほかの用途にも使える事です。
革のガイドラインも引けますし、ヘラで細かい箇所にボンドを塗ったり折り目を付けたりと使い勝手抜群です。ちなみに先端部分とヘラ部分は分解可能です。
縫糸
そのまんま縫うための糸です
レザークラフトではロウ引きがされている糸を使用します。
このロウ引きをすることで糸の耐久性が上がり、丈夫な糸になるそうです。
まさに鎧で身を固め防御力を高めた糸ですね。なに言ってるんですかね。
上級者はロウを買って自分で糸に塗りこむそうですが、そこは無理せず既製品を買いましょう。
色も様々あるため、革の色味に合わせて購入するようにしましょう。
縫い針
糸を縫うための糸です。
針は何でもいいと思いますが、最低でも2本準備しましょう。
レザークラフトでは1本の糸の両端に針を取り付け縫っていくため、
2本必要となるわけです。
縫い方はまた別の記事で紹介します。
仕上げ剤
こちらニートフットオイルといって、最後の仕上げに使用するものですね。
革の銀面(表面)に塗ることで乾燥している革自身に油分を与え、劣化を防止してくれるんです。
ちなみに糸についた余分なロウも落としてくれるので、縫い目がはっきりとしキレイな仕上がりになります。色味も深みが出るので、より上品に見えます。
おわり
モノづくりは本当に面白いです。
私も学生時代に課題で模型を作ってたので、その頃の記憶が蘇るようでスゴく楽しいです。当時は期日があったため、徹夜で模型を作っては変なテンションになってました(笑)
カッターの刃を黒い替刃に変えて、「卍...解...!」といって遊んでたのはいい思い出です。
ちなみに...大学生の頃です...(゚-゚;)
レザークラフトはやればやるほど面白さが増してきます。
革に圧をかけることで刻印を掘ることも出来たりするので、絵などが上手な人は革に絵を描いていてもいいんじゃないではないでしょうか!